【アプリ開発について】アプリ開発の裏話 – その3

今回は、健康キャットについてお話したいと思います。健康キャットは、Alexaスキルです。

  1. Alexaスキルって?
  2. おげんこキャットに音声で記録!
  3. 開発で一番苦労した点は…
  4. Google Homeの対応は?
  5. 何で「おげんこキャット」ではないの?

Alexaスキルって?

アレクサ(Alexa)を通して利用するアプリは、Alexaスキルと呼びます。健康キャットは、Alexaスキルです。なので、利用するにはAmazon Echo等のデバイスが必要になります。

「アレクサ、今日の天気は?」とか、「アレクサ、3分タイマーセットして!」とかアレクサに話しかける感じです。Amazon Echoをお持ちで無い方にとっては「なんのこっちゃ?」って感じでしょうか。

アレクサで健康キャットを有効にすると「アレクサ、健康キャットでおみくじひいて」と言えば、「今日のうん勢は…」と答えます。

おげんこキャットに音声で記録!

健康キャットを開発した目的は、「おみくじ」では無く「おげんこキャット」との連携です。にゃんこのうんこ掃除をした時に、いちいちスマホを持ち出すのが面倒だったので音声で登録出来る様にしたかったのです。(下記の動画は音声をONにして聞いてみて下さい。)

健康キャットでうんこつけて!

「アレクサ、健康キャットでトラキチのうんこつけて!」や、「アレクサ、健康キャットでトラキチのおしっこつけて!」と言ってうんこやおしっこの記録をつけます。

開発で一番苦労した点は…

一番苦労した点は、Alexaに猫の名前をちゃんと聞き取ってもらえないことでした。Alexaが解析した猫の名前とおげんこキャットに登録してある猫の名前が一致しているかを確認する際、期待通りの猫の名前がAlexaから返ってきません。

例えば、猫の名前が「トラキチ」の場合、Alexaは「トラキチ」と聞いた際に、勝手に「寅吉」や「虎吉」又は、「とらきち」の様に変換して返してきます。おげんこキャットで「トラキチ」と登録してある場合、どれも文字列の比較では一致しません。

対応策として、おげんこキャットの「あだ名」に想定出来る範囲で色々なパターンのトラキチを登録出来る様にしました。

開発中のテストでは、何百回、繰り返し繰り返し「うんこつけて!」と言ったことでしょうか。

Google Homeの対応は?

Alexaスキルは開発しましたが、方やGoogleHomeの対応はしていません。残念ですが予定はしていません。何故かと言うと、音声のみで登録出来るのは便利なのですが実のところアプリを開いて操作してもらわないと広告が表示されず、一銭の収入にも繋がらないのです。あくまでもおげんこキャットの補助機能なので有料にする事も出来ません。実用に耐えうる程度に仕上げる為には、なんだかんだで2〜3ヶ月は必要です。

何で「おげんこキャット」ではないの?

何故、Alexaスキルの名前が「おげんこキャット」ではなく「健康キャット」なのかと言うと、Amazonから許可が下りなかっただけです。「スキル名は2から3つの単語を使う必要があるが、おげんこキャットは、それに違反している」との事でした。「おげんこ」と「キャット」で2つの単語でしょ?と思いましたが却下されました。

でも、それで良かったです。何故ならテストの最中に、「おげんこキャットを開いて!」と言っても、しょっちゅう「おニャン子キャット」とAlexaに聞き取られて「そんなスキルはありません」となっていたのです。また、滑舌の余り良くない自分にとっては「おげんこキャット」はチョット発話しづらい感じでした。と言う事で「健康キャット」と命名した感じです。

Alexaを利用していない人にとっては「どうでも良い話」ではありましたが、今回は以上です。

詳しくはサイトで

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