【アプリ開発について】アプリ開発の裏話 – その1

システムねこは、現在5つのスマホアプリをリリースしています。今回を含め数回に分けてアプリ開発の裏側のお話をしたいと思います。専門用語も多数出ますがご了承下さい。

  1. アプリの開発言語やフレームワークは?
  2. 基本的な開発方針
  3. 何故この開発スタイルを選んだのか?
  4. アプリの名前

アプリの開発言語やフレームワークは?

使用しているフレームワークはFlutterです。と言う事なので開発言語は自ずとDartとなります。2022年の4月からおげんこキャットの開発に着手し、2022年8月辺りにリリースしました。

それまではFlutterやDartでの開発経験はありませんでした。C言語やVisual C++、Java言語等での開発経験はありました。一番長いのはJava言語ですね。DartはJava言語に結構似ているのであまり違和感はありませんでした。Flutterの書き方は、チョット違和感はありましたが直ぐになれました。

コードを書く環境は Android Studio を使っています。AndroidStudioの大本はIntelliJ IDEAをベースにしていますが、開発はGoogleが行っています。FlutterやDartもGoogleが開発しています。なのでGoogleでまとめておけば開発環境を長期的に維持出来るかなと思っています。

基本的な開発方針

アプリは 基本的に無料提供で考えていました。有料課金なし、いわゆる “フリーミアム” ではなく「完全無料」方式です。

マネタイズ(収益化)は「広告表示」のみ。課金を導入しないことで、ユーザーにとってハードルの低いものにしたいと考えていました。

ですので開発コストを抑えるため、「できる限り無料で使えるもの」をベースにしています。ライセンス費用・ツール代・サーバ費用など、可能な限り抑えています。それでもアプリを維持する為のランニングコストは毎年一定額発生してしまいます。

何故この開発スタイルを選んだのか?

スマホアプリをiOS/Androidそれぞれネイティブで作ると、当然それぞれ別々にコストも手間もかかります。そこを避けたくて、Flutter を選びました。実際、Flutter は単一のコードベースから iOS/Android に展開可能なクロスプラットフォームSDKです。また、無料オープンソースで始められるという点も魅力です。

実際に、おげんこキャットお使いブギーおはようキャットではソースコードはiOSもAndoridも同じものです。おてがるキャットにゃんデイタイマーでは、共有機能やウォレット機能などを実装したので、それらの部分ではiOSとAndroid向けではソースが分かれました。

アプリの目的としては「ユーザーに気軽に使ってもらう」ことを重視しました。そのため、有料課金やサブスクリプションを導入せず、「まずは無料で使える」「誰でもアクセスできる」形をとりました。収益化は広告表示によって回す設計にしています。

アプリの名前

はじめてリリースしたアプリが おげんこキャットだったので、アプリの命名規則は「お」で始まる名前にしていました。

「お」で始まる名前で、且つ姓名判断(実際にはアプリ名判断なんて無かったので社名判断)をして良い結果になるものを毎回選んでいました。これが結構大変です。

最終的に「お」縛りで姓名判断が良いアプリ名を付けるのに限界を感じ、にゃんデイタイマーでは止めました。でも姓名判断の結果は良いものを選んでいます。

今回は以上です。チョット小難しい専門用語も出てきますがしばらくの間お付き合い下さい。

詳しくはサイトで

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