雨の空をふと見上げるトラきち。いったい何を見ているのでしょう。
猫は神秘的な動物なのか?
昨日は雨でした。トラきちは、キャットタワーからそんな雨空を見あげていて、それはまるで空と通信しているかのようでした。
猫の仕草や目の動き、しなやかな足取りも相まって猫は神秘的な雰囲気をまとった動物だと思います。それは、世界的に昔からそう感じられてきたようで、古代のエジプトを扱った展示や映画などで見かける猫のアイテムは、パステトという女神の象徴だそうです。また、中世のヨーロッパでは黒猫が魔女の使いとされていました。ジブリの「魔女の宅急便」の黒猫のジジも魔女と一緒に暮らしていましたね。

日本では、化け猫や猫又
日本でも同様に、猫は神がかったあるいは魔物のように考えられてきました。化け猫や猫又がそれにあたります。化け猫は、行灯の油を夜中になめている姿が有名だと思います。猫又は、天候を操る力を持つとも言われ、雨を呼ぶ存在とされることもあるそうです。トラきちを始め猫ちゃんたちは、しょっちゅうニャルソックでお空を見上げていますが、そんな猫の姿が天候を操っているように見えるのかもしれません。
この猫又は、しっぽが2つに分かれていて、人間の言葉を話すことができるそうです。さらに、 火を操る、死者を動かす、人間に化けるなどの妖術を使う能力があると伝えられています。
家猫の猫又は、長く飼われた猫が妖怪化したもので、特に20年以上生きた猫は猫又になる可能性があると考えられていました。

長生きした猫
実家で飼っていた猫も含めて、今まで買ってきた猫ではトラきちのお姉ちゃんのミミが最高齢の17歳で、20歳以上の猫を飼ったことはありませんが、猫は年を取れば取るほど、賢くなり飼い主との信頼感も増すものだと思います。子猫の頃よりも、ティーンの方が、それよりも大人猫の方が、さらに中高年、さらに老猫の方がわかりあえて来たような気がします。年を取れば取るほどかわいくなるというのは愛猫家であればわかりますよね。
長寿の猫ほど人間を理解することも、人間の言葉を話すと考えられることにつながっているのかもしれません。
トラきちが猫又になったら?
トラきちが猫又になったら、に、言葉を話したりするのでしょうか。
トラきちは、9歳でそれは人間であれば52歳だそうです。達観していて人間のことを理解してる猫又にはまだまだ程遠い現役世代です。落ち着きのないトラきちの猫又姿はちょっと想像ができません。
出来れば、『夏目友人帳』のにゃんこ先生みたいな、普段はかわいく、いざとなったら「斑さん」みたいに強くかっこよくなる猫又になってほしいと思います。
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