トラきちがうちにくるまで

保護猫だったトラきち

トラきちは、保護猫でした。

保護されたときは、推定2歳、去勢手術も済んでいる状態だったそうです。区内の大きな公園に箱に入れられて上に石まで置かれていたそうです。

そんなトラきちを発見した人が保護をしてくれました。その方のお家は、先住猫さんとワンちゃんがいるお家でしたが、残念ながらトラきちは先住さんたちとうまくいかず、やむなく動物病院に預かってもらうことになったそうです。

しかし、既に保護されたときに2歳。そんな大人の猫は、子猫とは異なりなかなかお家が見つかりません。

トラきちと出会ったのは半年もたった時のことでした。

チャイ兄ちゃん

チャイ

当時、うちではトラきちの兄とも呼べるチャイが亡くなったばかりでした。チャイもトラきちと同じく、茶トラ渦巻しっぽでした。そのチャイはリンパ腫となり12歳で亡くなりました。チャイのためにたくさん買ったごはんやちゅーるはチャイが食べることもなく残りました。

チャイも保護猫であり、チャイをお世話してくださった保護猫活動をしている方に、チャイのことを報告するとともに、ごはんやちゅーるを他の子たちに使ってもらうために送ることにしました。

トラきちと出会ったのは

来たばかりのトラきち

トラきちのことは、その方のホームページで見つけました。

チャイが亡くなったばかりで新しく猫を迎えることには大変戸惑いがありました。しかし、既に大人になってること、もう半年も病院で預かってもらっていることを考えると、その子がよければすぐにうちに来てもらいたいと思いました。

また、チャイと同じ茶トラ渦巻しっぽもとても縁を感じました。そこで、トラきちに夫婦2人で会いに行きました。

トラきちに動物病院で会い、トラきちは、その次の日から家にくることに決まったのです。

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